外資系の英語面接でほぼ100%聞かれる質問「Tell me about yourself」

面接の最初で、ほぼ100%聞かれる質問があります。
「Tell me about yourself」
「Introduce yourself」
どちらも「自己紹介してください」という意味ですが、
一般的な自己紹介と、転職面接で求められる自己紹介はまったく別物です。
では、どこまで具体的に話す必要があるのでしょうか?
転職面接の場では、SEATメソッドに沿って事前に整理しておくことで、
面接官にとって理解しやすく、非常にスムーズな滑り出しができます。
本記事では、英語面接でも日本語面接でも応用できる
SEATメソッドによる自己紹介の考え方を解説します。
なぜ「Tell me about yourself」は難しいのか
- 自由度が高すぎる
- 正解が分からない
- 長くなりがち/浅くなりがち

面接で
「もう少し短くまとめてもらえますか」
「もう少し詳しく教えてもらえますか」
と言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。
「Tell me about yourself」は自由度が高く、
どこから・どこまで話せばよいのか正解が分かりにくい質問です。
伝えたい気持ちが先行して話しすぎてしまったり、
逆に緊張して要点だけを削りすぎてしまったりするのは、
多くの人が経験する“あるある”です。
面接官が自己紹介で見ているポイント
面接は、応募者と企業がお互いに理解を深める場です。
短い時間の中で、Win-Winの関係を築けるかが見られています。
面接官が自己紹介で見ている主なポイントは次の3つです。
- JD(職務要件)とのマッチ
- 話の論理構成
- コミュニケーションの取り方や癖
詳細な経験やエピソードは、面接の後半で深掘りされます。
自己紹介では、「この人は要件に合いそうだ」というフックを作ることを意識しましょう。
また、面接もコミュニケーションの一環です。
他責に聞こえる表現や、言葉選びには注意が必要です。

SEATメソッドとは?
ここで紹介する SEATメソッド を使うことで、
自己紹介における「自分なりの型」を作ることができます。
SEATは以下4つの要素の頭文字を取ったものです。
そのまま話す順番として使えます。
- S:Skills(JDにマッチするスキル)
- E:Experience(経験)
- A:Achievements(成果)
- T:Type of person(どんな人物か)
この順序で整理することで、
面接官にとって理解しやすい自己紹介になります。

SEATメソッドを使った自己紹介の組み立て方

自己紹介は 1〜2分 に収まるよう、事前に原稿を準備しましょう。
ポイントは以下の通りです。
- 全体の比率は E(経験)と A(成果)をやや厚めに
- S → E → A → T の順で話せばOK
- 細かい説明は後半の質問に委ねる
経験と成果を簡潔に、説得力を持って伝えることが重要です。
よくあるNG例
自己紹介でよく見られるNG例を紹介します。
- 大学の専攻から話す
転職においては、いかに業務に直接活かせるか、を確認するため、大学時代などのエピソードは基本不要です。 - 業務説明だけになる
採用側が見たいのは 「あなたが入社後に再現できる成果」です。
詳細は深掘り前提で、長くなりすぎないようにしましょう。 - 抽象的すぎる
短くても、固有名詞や具体例を入れることで、 面接官の納得感は大きく変わります。
SEATメソッドを使った自己紹介 |【日本語例(約1〜2分)】
本日はお時間をいただきありがとうございます。
私はこれまで主に〇〇分野で、□□を中心とした業務に携わってきました。
特に今回のポジションで求められている△△に関しては、実務レベルで経験があります。(S)
直近では〇〇社にて、□□の業務を担当し、関係部署と連携しながら業務改善やプロジェクト推進を行ってきました。(E)
その中で、〇〇という課題に対して△△の施策を実行し、結果として□□の改善や〇〇%の効率化を達成しました。(A)
私自身は、状況を整理しながら関係者と丁寧にコミュニケーションを取り、再現性のある形で成果を出すことを大切にするタイプだと考えています。(T)
本日はどうぞよろしくお願いいたします。
Tell me about yourself【English example (1–2 minutes)】
Thank you very much for taking the time to meet with me today.
I have mainly worked in the field of [your field], with a strong focus on [key skill related to JD], which closely aligns with this role. (S)
In my most recent position at [Company Name], I was responsible for [main responsibilities], working closely with cross-functional teams to drive improvements and deliver projects. (E)
One of my key achievements was addressing [specific challenge] by implementing [your action], which resulted in [measurable result or impact]. (A)
I would describe myself as someone who values clear communication, logical thinking, and delivering sustainable results while collaborating effectively with stakeholders. (T)
I’m very much looking forward to discussing how my experience can contribute to your team today.
まとめ|自分なりのSEATを作り、転職市場の追い風を楽しもう
「Tell me about yourself」は、正解の文章を覚える質問ではありません。
大切なのは、SEATメソッドという型を使って、自分の経験・強みを自分の言葉で整理することです。
SEATはあくまでフレームワークです。
同じ職務経歴でも、どのスキルを最初に出すか、どの実績を強調するかは、応募するポジションや企業によって変わります。
ぜひ今回紹介した型をベースに、「自分なりのSEAT」に調整してみてください。
2025年〜2026年にかけて、転職市場は引き続き活発な状態が続くと見込まれています。
企業側も、スキルや経験を持った人材を本気で探しており、候補者にとっては選択肢を持ちやすい環境です。
面接は「評価される場」であると同時に、自分が市場からどう見られているかを知る貴重な機会でもあります。
準備を整えたうえで、ぜひ前向きな気持ちで転職活動そのものを楽しんでみてください。


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